あなたと、世界を好転させる方法

2021年02月24日

みどりんです。


 私は数十年前に、ハワイに住む一人のセラピストの話を聞いたことがあります。


その人は触法精神障害者(注釈:刑法罰に問われる犯罪を侵したものの、 精神障害を理由に不起訴、減刑、あるいは無罪となった人のこと) の病棟に収容されていた人たち全員を、 誰一人直接診察することなく癒したそうです。



そのセラピストは患者のカルテを読み、 自分がどのようにして その人達の病気を創りだしたのかを理解するために、 自分の内側を見たのだそうです。


そして、彼が自分自身を癒すにつれて、一度もあったこともない患者の精神異常が改善し、正常な状態に戻ったようなのです。


最初にこの話を聞いたとき、そんなことってありえないでしょう?

と、驚きでした。


自分自身を癒すことによって 他の誰かを癒すなんてことがどうやってできるだろう?

どうやって犯罪を犯すような重症の精神障害者を癒すことができるだろう?

私には理解できませんでした。


そのセラピストは、ホ・オポノポノというハワイの癒しのプロセスを使ったのだそうです。


もしその話が本当なら、 私はもっと知りたいと思いました。


セラピストの名はイハレアカラ・ヒューレン 博士。

日本に来られたとき、早速講演会に行ってみました。


彼はハワイ州立病院で4年間働いたことがあるそうです。


そこは 触法精神障害者を収容していて、病棟は危険なところで、 心理学者は月単位でやめていき、 職員はよく病欠の電話をかけてきて、あまりにも危険なのでやめていく人もいたそうです。


職員がその病棟内を歩くときには、患者に攻撃されないように壁に背中をくっつけて通ったらしいのです。


ヒュウレン博士は、実際に一度も患者を直接には診なかったのだそうです。

患者に一度も会うことなく治すってありえるの~???だよね。


彼は自分の診療室を持ち、その部屋で患者のカルテに目を通すことだけに専念したそうです。


そしてしたことは、一人一人のカルテを見ながら、彼は自分自身の心の中に働きかけたそうです。


そして彼が自分自身に働きかけるにつれて、患者に癒しが起きはじめたそうです。


2、3ヶ月後には、「以前は手足を縛られていた患者たちが、自由に歩くことを許可されているようになっていました」と彼は言いました。


そして「多量の投薬が必要だった人たちは、投薬をやめつつある状態になったそうです。


そして退院の見込みのなかった人たちが次々に正常になり、完治し退院していったようです。


それだけではありません。


 職員が恐怖で仕事に来ることを嫌がっていたのに、病院に行くのを楽しみ始めたのです。

常習的欠勤や退職は消え去りました。


患者は退院していくし、職員全員が仕事に来るようになったので、最後には必要なだけの人数の職員にどんどん減っていったのです。


現在、その病棟は患者全員が正常に戻り、患者がいなくなったので病院は閉鎖されてありません。


ヒュウレン博士は説明しました。


「あなたの人生への完全な責任とは、あなたの人生の中の全てがあなたの目の前に存在しているというだけの理由で、100%あなたの責任なのだ」と。


文字どおりの意味で、全世界があなたの創造した世界なのだと。

これはなかなか納得できるものではないですよね~。


自分の言動が自分の責任だということと、 私の人生におけるあらゆる人の言動の責任が私にあるというのは全く別の話ではないかと思いますよね~。


それにもかかわらずヒュウレン博士は、実際のところは、もしあなたが自分の人生の全責任を負うならば、あなたが見たり、聞いたり、触れたり、その他どんな方法であれ、あなたが経験する全てがあなたの責任なのだ。


それはあなたの人生の中にあるのだから。


これはつまり、テロリストの活動、大統領の決断、経済活動など、あなたが経験していて好きではないことを癒すのは、あなた次第だということです。


言ってみれば、それらはあなたの外には存在してはいないのだ。

目の前の現実は、あなたの内面からの投影であるから。


問題は彼らに関するものではなく、あなたに関するものであり、それを変えるには、あなたはあなたの内面を変えなくてはいけないのだ。


今になってやっと量子物理学というものが解明されて、ああそ~なんだ~と納得できるけど、数十年前は何で???でした。


ホ・オポノポノにおける癒しとは、あなた自身を愛することなのだ。


博士は、どのようにして自分自身を癒すことに取り組んでいたのか?

患者のカルテを見ていたときに、彼は具体的には何をしていたのだろう?


博士は言います。

私はただ「ごめんなさい。許してください。ありがとう。 愛しています。」の言葉をただ何度も何度も言い続けていただけです」と。


つまり、自分自身を愛することが、自分自身の人生を好転させる最も素晴らしい方法であり、あなた自身を好転させるに連れて、あなたを取り巻くあなたの世界をも好転させるということなのです、とヒュウーレン博士は言います。


今は、100%納得できます。


もっと詳しく知りたい方は「ホ・オポノポノ」で何冊か出版されていますのでお読みいただければと思います。







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