
変容
みどりんです。
風の時代、更に地球変容の速度が加速され始めたようですね。
もともと一つであった宇宙の根源の意識が己を認識してみたくて、自己の鏡として、意識を自ら分割したその瞬間から、我々人類は、皆何らかの欠乏感を感じ、自らを「劣っている者」とする感覚を体感しはじめたようです。
この「劣っている」とするフィーリングが、優れたものを希求する欲望を
産み出す原因となったようです。
このより優れたるものを求める願望がこれまでは人類の進化の原動力そのものであったのですね。
しかしこのより優れたものを求める願望とは、その根底に自分は劣っている、不完全だという認識が確固とした土台としてあり、無意識下でいつも自分では気が付かないまま、自分はは劣っている のだという思いを出し続けているという事なのです。
創造主そのものであるあなたが、昼夜の区別なく来る日も来る日も、自分は劣っているという信念を発散させ続けているということに他なりません。
その「自分は劣るもの」とするあなたの限定された意識が、今あなたのまわりに限定された三次元の現実世界を表出せしめているわけです。
あなたはどうして老いるのだと思いますか? それはあなたが自分は老いるものだと信じているからです。
我々人類はどうして死ななければならないのでしょうか?
それは我々人類が皆等しく自分は死ぬのだと信じているからです。
創造主であるあなたは、あなたが信じたことを通してこの世界を創造しています。
三次元地球ゲームの基本ルールとして。全ては元々は「無」であり、そこにはどんな条件もありませんでした。
全ての物理的法則は、ゲームを成立させるための基本条件にすぎません。
その前提条件を設定したのはあなた自身であり、いつどんな時にも、あなたはそのルールを受け入れない権利を持っているのです。
あなたが今いろいろな制限の中にあるのは、あなた自身の本質的部分がまだこのゲームを続けたいからに他なりません。
やがて、自分を傷つけていたのは、他人や外の現実社会ではなく、自分の考え方にあったのだという真実に気がついて行くこととなるでしょう。
この物質現実社会に、真に絶対的に正しいものなど存在しません。
あなたが信じて疑わない信念が、全ての現実として目の前に現れているだけのことなのです。
あなたはいつも自分の知りたいことを信じ、信じたことが現実となって現れ、その現実を通して体験しているのです。
確信し、疑わなくなった知識や信念が、あなたの明日の現実を常に創造し続けていきます。
これがこの地球三次元ゲームのメカニズムなのです。
全ては単にあなたが築き上げた幻影にすぎません。
あなたがこの現実の創造主そのものですから。
とうとう我々全員の集合意識が、それぞれ一人一人が創造主であったことを思い出すゲームへとその場面をシフトすることを決めてしまったようですね。
これからあなたは次々と自分の認識がくずされ、新たな価値観を受け入れざるを得なくなるでしょう。
そのための障害となるのが、これまであなたが営々と創り続けてきた、これまでのあなたの体験による記憶です。
あなたはいつも知らず知らず自分の無意識下にしまい込んだ記憶に、無条件に反応して行動をとり続けています。
あなたは目や耳から入ってきた情報をすぐにあなたの左脳に送り込み、あなたの左脳はあなたの記憶からその情報を受け取るべきか、はじき返すかを自動的に選択してます。
そのためあなたはいつも自分の記憶により、限定された情報だけを受け取り、その限定された情報の中でのみ思考を繰り返しているのです。
あなた本来の純粋な思考をすることが出来ず、自分のことを理解できないのみならず、あなたのまわりの諸々の問題を何一つ解決することも出来ません。
常に上がったり下がったりする感情に翻弄され続けることになってしまっています。
この枠組みから抜け出すためにはあなたがこれまでは疑うことがなかった、疑おうともしなかった確信している情報を、まず疑ってみることから始めてみて下さい。
あなたは今あなたが考えているような人ではありません。
あなたが許しさえすれば、この宇宙に存在するどんな情報ともアクセスすることが可能な存在なのです。
一人で目を閉じ、あなたの知りたいことを一人の創造主として問いかけてみて下さい。
わきあがってきた情報があなたの自我の記憶に反応してでてきたものか、あなたの内面の奥深くにある純粋な超意識から出てきたものかの区別がだんだんつくようになってきます。
そんなことが出来るのだろうか、とわいてくる思いが自我によるものであることはお判りのことでしょう。
あなたがまだその域に達していないから出来ないのではなく、それは、あなたのこれまでの考え方による記憶から出てくる自動思考でしかありません。
「いや自分には出来ない」という考えと闘わないで下さい。そんな考えがわいてくることに何も問題はありません。
「ああ自我に反応しているな」と、ただその考えと共にあり、その考えがやってくることをも認めてあげて下さい。

