人は自分の信じた世界を見ている

みどりんです。

人にとって目に見えない世界を信じるという事は、なかなか難しいことのようです。

しかし、その思考パターンを変えざるを得ない現実が最近確認され始めました。

その最たるものが量子物理学の世界です。

量子のミクロ世界では、見ようとする対象物は必ず見る側の影響を受けるというものです。

すなわち人が見ているときと見ていないときでは全く別の形を呈しているということだそうです。

我々人間はエネルギーそのもので出来ているようです。

そしてそのエネルギーは、一人ひとり別個のエネルギーを持っているようなのです。

例えば、私がAさんを見るとき、Aさんは私のエネルギーによって影響を受け変化しています。

そして、Aさんの友達がAさんを見るとき、今度はその友達からみたAさんが誕生します。

すなわち、Aさんは見る人の数だけ個性あるAさんが存在していることになり、絶対的Aさんなる人物は存在しないということなのです。

このことを認識していないAさんの同僚二人がAさんについて議論しているところを想像してみて下さい。

その議論が噛み合わなくても当然なのです。

そして常日頃、私達はこういう不毛な葛藤を経験し続けているようなのです。

このことを通してあなたに知っていただきたいことは、あなたが見ている世界はあなた独自のユニークな宇宙空間であり、二つと同じ宇宙は存在していないということです。

あなたが認識している世界はあなた独自の世界であり、あなたの知っているAさんは、あなたの思っている世界とは全く違うAさん独自の世界を見ているという事です。

この三次元物質世界に存在するすべての物は、互いに周りの人や物から影響を受けあっています。

あなたの前にいる全ての人は、あなたの影響を受けた独自の人物です。

あなたの主人やあなたの奥さんは、あなたによって変形認識された主人であり奥さんであり、本当の姿とはかけ離れた存在である事に気づいてください。

あなたに可能なのは、自分の認識の変更です。

嫌いな人物の欠点を指摘している自分の思考に気づいてください。

あなたの眼の前にいる主人や奥さん嫌いな人物もあなたが認識し描き出した幻影であり、どんな人もその本質において光そのものなのです。

あなたに見えるすべての存在、あなたに聞こえるすべての言葉はただあなたを進化へと誘うためにのみ存在しているのです。

この世界はあなたが信じたものを見る世界です。

あなたの観念があなたの世界を創造しています。

人は誰もが創造者でありエネルギーそのものなのです。

なんと素晴らしいことではないでしょうか、この現実を自分で生み出しているという事は、自分の思い通りの世界を生み出す事が出来るということです。

自分の潜在意識の中にある信念が外の世界に立体象として投影した幻影の世界を体験しているのです。

ですから、あなたが信じている信念を変えると、あなたの目の前の現実も変わり始めます。

この三次元世界は実体のない幻影に過ぎません。

この三次元世界は、脳が五感によるデーターをもとに自動的に作り出した錯覚妄想の結果の世界のようです。

意識を見えている物質世界から、見えない心の世界に向けてみてください。

そこからあなたの変容が始まります。