悲しみから最短で立ち直る方法

2020年02月15日


みどりんです。


あなたが生きていく中で、必ず訪れる悲しみという感情があります。


今回はこの悲しみという感情の取り扱い方について書いてみようと思います。

飼っているペットの死、お爺ちゃんやお婆ちゃんの死、友達の死、両親の死など私達は避けて通ることは誰も出来ません。


死、以外でも悲しい出来事は色々起こります。


ある日突然、自分が事故にあったり、病気になったり、災害で住む家を失ったりするかもしれません。


友達の裏切り、いじめ、老いていく悲しみなど、生きていると体験する悲しみですが、悲しみから最短で立ち直る方法はないのでしょうか?


多くの人は悲しみの感情に対して、どのように対処しているでしょうか?


一般的には、悲しみを感じた時、「抑える」という対処をしている人が

多いのではないでしょうか?


特に多くの日本人男性は「男は泣くもんじゃない!」という育てられ方を

した人が多いと思います。


だから、悲しみを感じた時に、無意識に悲しみを抑え込もうと涙が流れることを我慢してしまう事があると思います。


しかし、悲しみの感情を「抑える」という行為は心の傷を長引かせる事になり深刻な心の病を引き起こすかもしれないのです。


では、悲しみの感情をどのようにすればいいのか?


悲しみの感情は、あなたにどういうことをさせたくて発生しているのか?

それは・・・心の傷を癒やすため。


また、周りの人達の助けを求めるためだと思っています。


あなたは悲しんでいる人とか、泣いている人を見たら、本能的に助けてあげたくなりませんか?


肉体の傷は目に見えるので、これは軽症だとか重症だとか判断できますが

心の傷は目に見えないので正しく判断することが出来ません。


その結果、私達は、心の傷を軽く考え、すぐ治ると思いがちです。


だから、自分に悲しい出来事が起こったら、すぐ立ち直らなくては、

と考えてしまいます。


また、悲しんでいる友達にも、「早く元気出して」と励ましてしまったり

しがちです。


しかし、心の傷は私達が思っているよりも大きなダメージがあって、

しかも、治りがすごく遅いものなのです。


ある本には、心から愛する人が亡くなった時の心の傷は、自分の手足が切断されたくらいのダメージがあると書かれていました。


すぐに仕事をするのも不可能かもしれません。


あなたは悲しみを感じたとき、気力や食欲が無くなったという経験がありませんか?


それは、消化に使うエネルギーや仕事に使うエネルギーを無駄使いしないで心の傷の癒やしの為にエネルギーを使うため手段かもしれません。


悲しみの涙を流すとき、[ロイシンエンケフアリン」という、緊張状態を緩和させる効果のある物質が、脳内に分泌されると言われています。


脳の視床下部からは「ニューロペプチドY]という悲しみの感覚を低下させる物質が放出されるそうです。


また、血中の有害なマンガンを涙とともに洗い流す効果もあり、悲しい出来事があるときは、徹底的に悲しみ涙を流す事が、早く心の傷を癒す効果があるようです。


これからは、悲しんでいる人を励ますのではなく、悲しみにどっぷりと

浸らせてあげることがいいかもしれません。


「悲しいときは、とことん悲しめばいいよ」と言ってあげてください。


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