感情の基礎知識
みどりんです。
今回は、感情を上手く活用するために、感情の基礎知識について書いていこうと思います。
まず1つ目の話をしていきます。
1:感情をなくすことはできない。
まず、これは男性に多いと思いますが、感動する映画などを見ていて、涙腺がピクピクして泣きそうになっているのに、涙をこらえようと必死になっている男性がたくさんいると思います。
テレビのドラマなどに出てくる東大のエリート、エリート官僚のような感じで、全く感情的にならず、すべて理詰めで話すような人が最も素晴らしい人であるかのように思い込んでいる人もいると思います。
このように感情というものを隠したり、押さえつけたり、無いものとして振る舞おうとする男性が多いと思います。
なぜネガティブ感情を無いものとしようとするのでしょうか。
ネガティブ=悪いこと、という思い込みがあるのでしょう。
小さい頃に親から「男は人前で泣いてはいけない」という教育をされてきて、悲しんで泣くのがダサいとかカッコ悪いという固定観念を持っているからかもしれません。
極端になると、感情を全く表現しないことが良いと考えている人もいると思います。
しかし、ここであなたにしっかりと認識してほしいことがあります。
それは、絶対に感情を無くすことはできないということです。
感情を無くそうと考えることは理にかなっていません。
次に2つ目の話をしていこうと思います。
2:感情を抑え過ぎると、感情が自分の体を攻撃する。
感情的になるのは良くないことであるということが世間の風潮にあると思います。
だから、多くの人はイライラしても、それを表情に出さないように努力しているという人も居ると思います。
もちろんある程度、ネガティブ感情は抑えなければいけませんが、抑えすぎてもいけないのです。
感情とは、ガソリンとか火などのエネルギーと一緒なのです。
例えば、火が小さいうちは手でさっと消す事もできますが、大きく燃え上がった火は手で消そうとしたら当然、大やけどを負ってしまうように、大きな怒りなどの感情を我慢すると、その大きな怒りのエネルギーが自分自身の体を傷つけてしまいます。
実際に医学的なデーターとして、慢性関節リウマチ、潰瘍性大腸炎、全身性エリテマトーデスなど、自己免疫疾患の患者の多くに、怒りなどのネガティブな感情をほとんど表に出さない人が顕著に多いと言われています。
だから、あなたにはここでしっかりと感情を抑えすぎると、感情が自分の体を攻撃ということを認識してほしいと思います。
感情はエネルギーです。
感情を感じきると数分で消えていくようになっています。
感情をイメージで形にし、ロケットで飛ばす方法もあります。
感情を無視すると、そのエネルギーがあなたの体を傷つける可能性があることを覚えていてほしいと思います。