感情とは何なのか?五つに定義してみました。

2020年02月15日


みどりんです。


人間を生きていると、心の中には絶えず何らかの感情が姿を表し、そして消えて行きます。


いつも喜びや平安で居たいのに何らかのきっかけで勝手に沸き起こる怒りの感情、妬み、憎しみ、などの感情をコントロール出来たらいいのにと思ったことありませんか?


今回は感情をコントロールするのではなく活用するための私なりに感情とは一体何なのか定義してみました。


1.感情とはアラーム機能です。

2.感情とは決断する際の判断基準です。

3.感情とは共通言語のコミュニケーションツールです。

4.感情とは目的を達成するための道具です。

5.感情とは行動するためのエネルギー源です。


これから一つ一つ解説していきたいと思います。


1.感情とはアラーム機能です。


例えば、あなたがお化け屋敷に入ったときや人気の無い夜道を一人で歩いていたとき後ろからコツコツと足音が迫ってきた。

たぶん心臓がドキドキして体がこわばってくると思います。


人に暴言を吐かれたり罵倒されたりすると怒りが湧いてお腹のあたりがムカムカと煮えくり返るような感覚を感じたりするかもしれません。


なぜこういう感情が体の感覚として現れるかというと、自分自身の内側で感情が発生しているということが認識できるようにすることが一つの目的だからです。


例えば、怒りという感情だけ発生して、体に何も起こらなかったら、私たちは、その怒りに気づけないし、認識できないと思います。


だから、感情は、感情を感情として認識できるようになるために体感覚をともなって発生しているのです。


つまり体感覚は、感情の目覚まし時計のアラーム機能の役割を果たしているとも言えます。


2.感情とは決断するときの判断基準です。


例えば、ステーキが好きだから食べるとか怒りを感じたから相手を殴るとかブランド物のバッグを持ってたら友達に自慢できるから買うとか、感情に基づいて決断する事が多いと思います。


このことから感情とは決断するときの判断基準だとも言えます。


3.感情とは共通のコミュニケーションツールです。


同じ人類であれば、会ったことのない白人の人とでも、黒人の人とでも

黄色人種の人とでも、言葉は通じなくても楽しんでニコニコしている顔写真とか、悲しんで涙を流している顔写真とか、怒っている顔写真とか、正確に見分けることが出来ます。


このことから感情は世界共通のコミュニケーションツール

だということも言えます。


4.感情とは目的を達成するための道具です。


穴を掘るためにスコップがある。

お茶を飲むためにコップがある。

料理を作るため包丁がある。


というように感情も何かしらの目的を達成するため湧いてきている道具だと言えます。


例えば、恐怖という感情は危険を察知したときに「逃げる」という目的を達成するために発生しています。


買い物をしていてレジに並んでいるのに、突然前に人が割り込んで来たら

腹が立ち、怒りが湧いてくると思います。


順番に並ぶべきだ、ルールを守るべきだという信念も持っている

んだということがわかると思います。


意識レベルから見た感情の発生メカニズムは、まず自分の中にある信念を元に思考が発生し、感情がわき行動が起こりその結果を得る。


このことからも感情とは、自分の持っている信念を知るという目的を達成するための道具とも言えます。


5.感情とは行動するためのエネルギー源です。


朝起きた瞬間から、夜眠りにつくまで、疲れ知らずで元気いっぱいで過ごせたらいいなあと思ったことありませんか?


例えば、あなたが人混みの中を歩いている時、前から歩いてきた人がドンッとぶつかってきた時、「すみません」どころか「チッ」と舌打ちをして睨んで歩き去っていったとしたら、イライラしますよね。


「なんだよ~イライラするな~」と思って怒りの感情を感じている時、

まさにその瞬間はある意味物凄く元気になっていることに気づいていますか?


それは感情はエネルギー源だからです。


自動車がガソリンによって走るように、人間も感情によってエネルギーが

沸き起こるからこそ、いろいろな行動を起こすことができるのです。


まさに感情とは行動するためのエネルギー源とも言えます。


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