
理不尽な世の中の唯一の救い
2021年02月26日
みどりんです。
この世の中の理不尽さは、つまるところ一人一人の自我(エゴ、マインド)が、複雑に絡み合っているからなのでしょう。
色々学べば学ぶ程、71歳になった今も、この世の中の理不尽さがなおさら感じられます。
しかし、世の中全体の理不尽さに取り組むことは難しくても、自分自身に取り組むことはできます。
それだけが、この世のゲームの本質であり救いなのでしょうね。
本当の自分を忘れ去り、自分が一体誰なのか、なんの目的があってここに存在しているのか、記憶喪失に陥っている自我(エゴ、マインド)。
傷ついた過去の記憶、防衛や攻撃性にあふれた存在と化してしまった自我(エゴ、マインド)。
結局の所、やることは自らを癒すことしかなく、いくら自分自身に「本当は創造主であり、神の分霊であり、完全完璧な存在である」などと言い聞かせても、思考は心から納得しないでしょう。
試行錯誤した結果、たどり着くのは今のあるがままを受け入れることに落ち着くのです。
過去も未来も頭の中の想像に過ぎず、たった今の瞬間の中に生きることができれば、究極の空の境地、「宇宙即我」に至るのです。
それが、人間の唯一の救いの道なのですね~。
修行も何もいらない究極の道、あるがままの今にいること。