
私は誰、何なん?
みどりんです。
みなさんは初対面の人に自己紹介をしたことあると思います。
まず名前を言って、年齢、性別、出身地を言って趣味など言いますよね。
これらはみんなラベルなんですね~~。
瓶に貼ってあるラベルと同じで本質そのものではありません。
ラベルを剥がすとどうやって自分を説明していいのか解かりませんよね。
ラベルの集まりが「私」だと思っているからです。
「私の肉体」「私の感情」「私の思考」「私の感覚」これらのラベルを剥がすと私の正体は一体何なんでしょうか。
それらに気づいている純粋意識なんですね~~。
驚くべきことに実体がないのです、無限なんです。
不安も迷いも問題もない、純粋な意識なのです。
では本当の自分(純粋意識)を知るためにはどうすればいいのでしょうか。
偽物の自分(自我)、を知ればいいのです。
自我には特徴があります。
一つは「欠乏感」や「空虚感」、自我はいつも何かが足りないという欠乏感や満たされていない、という空虚な気持ちを抱えています。
二つ目の特徴は「スタンプ収集」で、良い大学に入った、大企業に就職した、大豪邸を建てた、高級車を買った、収入が増えた、いい人と結婚した・・・などなど
スタンプを集めれば集まるほど幸せになると信じ込んでいるのです。
しかしそれは一時的な幸せ感にしか過ぎません。
一生幸せになることはありません
満たされるということがないからです。
自我の欲望は次から次と切りがありませんから。
最後に自我の職業なんですが、彼の職業は裁判官です。
自分で決めた、こうでなければいけないという観念のルールに従って自分であれ人であれ裁きまくります。
自我の目的はルールを守ることであって、幸せになることではありません。
私達は気が付かない間に、自我に支配され自我を満たすための人生になってしまっているようです。
自我の自作自演劇場なんですねえ、此の世は。
そこから脱出する方法は観念を浄化すればいいのです。
思い込みを消していけばいいだけです。
すると本当の自分に帰ることが出来ます。