肉体と感情の間の相互作用

2020年02月14日


みどりんです。


今回は肉体と感情の間には相互作用があるというお話をしたいと思います。


まず、一般的に多くの人は「悲しい出来事があったから泣くんだ」とか、

「楽しいことがあったから笑うんだ」と考えていると思います。


しかし、逆説として「人間は悲しいから泣くのではなく泣くから悲しくなるんだ」とか「人は楽しいことがあったから笑うのではない、笑うから楽しくなるんだ」なんてことを聞いたことがあると思います。


一体どちらが正しいのか? と思いますよね。実は、この2つの説はどちらも正しいのかもしれません。


つまり、人間は悲しいから泣く場合もあるし、泣くから悲しくなる場合もあるということです。

実際にやってもらったらわかると思います。


以下に書いていることを実際にやってみてください。


まず、椅子に座ってください。


そして、落ち込んだ人がするように背中を丸めて頭を下に垂らし、「はあ~」と思いっきりため息をついてみてください。


すると、この動作をした途端にネガティブな感情が発生することに気がつくと思います。


次に、逆に椅子から勢いよく立ち上がってガッツポーズを取り、「やったあ~」と大きな声で叫んでみてください。


おそらくポジティブな感情が沸き起こってきたのを感じる事ができたと思います。


このようなことから分かるように、人間の感情と肉体は相互作用があるのです。


「私は自信がありません」という人は大抵、自信がないようなうつむき加減な態度や姿勢、歩き方をしています。


こういう人は、自信の無いような態度をしているから自信が益々無くなっているという自覚があまりありません。


だから、あなたがポジティブな感情になりたいと思った時は、必ず肉体面からもアプローチが必要だということをしっかりと認識しておいてください。


私は感情が薄いのではないか?

感情が欠落しているのではないか?

と悩んでいる人がいると思いますが、こういう人はまず次のようにしてみましょう。


ごちゃごちゃ考える前にスキップしてみたり小躍りしてみたり、嬉しくなくても演技として思いっきり喜んでみたりしてみてください。


そうすれば、体の動きにつられて感情も豊かになってくるものです。


このように、感情が一方的に体をコントロールしているのではなく、体の方も感情をコントロールしているのです。


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