クエン酸健康法
クエン酸健康法
みどりんです。
今回はクエン酸健康法なるものを紹介していこうと思います。
昔から我国では「酢は身体にいい」と言われ、食文化の中に積極的に取り入れられて来ました。
例えば、暑い夏の日に酢の物を食べたり、ご飯に酢を混ぜて傷みにくくしたり、魚を酢でしめる、梅干しを一日一個は食べるというのも、酢が持つ疲労回復や殺菌効果、健康促進効果を無理なく生活に取り入れる昔ながらの知恵です。
しかし、いくら身体に良くっても残念ながら酢自体は酸味や匂いが強く、そのまま飲めるものではありませんよね。
けれども、酢と同じ成分でありながら酢よりも健康効果が高く、しかも酢よりも飲みやすいものがあるのです。
それがクエン酸です。クエン酸とはレモンなどの酸っぱい食物などに含まれている成分のことです。
クエン酸は柑橘類などからも簡単に取ることができますが、クエン酸そのものを水で溶いて摂るのが簡単でおすすめです。
お菓子作りなどで使われる重曹などと一緒に、粉末としてスーパーなどで売られていますから簡単に入手することができると思います。
クエン酸の有機物としての働きは酢の3倍ですが、酸っぱさは酢の3分の1と弱いので、酸っぱい味が苦手な人にもたいへん飲みやすいのです。
では、どのように私達の健康にクエン酸が役立つのか一部を紹介したいと思います。
私達の健康な身体は本来弱アルカリ性なのですが、体調が悪かったり、なにか病気にかかっていたりする身体は、間違いなく酸性に傾いているようなのです。
私達の身体には自然治癒力という、自分で悪いところを治す力が備わっていますが、身体が酸性に傾くと、この自然治癒力が弱まってしまいます。
現代社会は、仕事や人間関係、パソコンなどの使いすぎ、肉類の食べ過ぎ、アルコールの飲み過ぎなどで、身体が酸性体質になる傾向が多分にあります。
そうすると、自律神経の乱れなどにより、頭痛、肩こり、めまい、不眠、耳鳴り、吐き気、血圧の激しい変動など、身体に様々な変調が起こってきます。
クエン酸は、このような自律神経の乱れのバランスを整えるのに大変効果があることが、すでにストレス学説などで認められているのです。
またストレスと密接な関係にある副腎という臓器があるのですが、副腎から分泌される、自然治癒力をコントロールしている副腎皮質ホルモンの材料でもあるのです。
他にも、女性ホルモンの材料であったり、男性ホルモンの働きを助けたり、血液をサラサラにしたり、糖尿病、癌の進行を遅らせるなど、様々な効果が発見されてきています。
さて様々な効果のあるクエン酸の飲み方ですが、4時間で効果はなくなりますので一日15グラムを、1回で飲むのではなく数回に分けて飲むのが効果的です。
朝、昼、夜の食間か食後で3回、食間時(おやつタイム)2回、寝る前1回の6回ぐらいでいいと思います。お水の量はコップ1杯200CC程度に溶かします。
是非健康な身体を手に入れてお過ごしいただけたらと思います。